東京ディズニーシー・ホテルミラコスタで挙げる結婚式、ディズニー・フェアリーテイル・ウェディング(FTW)の準備をブログに綴る【FTWまでの記録】。
このページでは、ミラコスタFTWの婚礼料理(ウェディングメニュー)の中から、高級食材を使用した華やかなコース「レアーレ」を紹介します。
【FTWまでの記録】記事のまとめはこちら↓
「レアーレ」
控室にてアミューズ・ブーシュ
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アミューズ・ブーシュは、控室で提供される軽いおつまみのことです。
ラインナップは各コース共通で数種類ありますが、「レアーレ」の試食で提供されたのがこちら。
パイ生地にオリーブのペーストを練り込んだもので、サクサクした食感です。
上にはネギ、クリームチーズ、ピンクペッパーが乗っており、しょっぱい系のお味でした。
アミューズは流石に2人でシェアが難しいので、お互い去年のテイスティングデイで食べていない方をいただきました。
魚介と野菜のゼリー寄せ キャビア添え フィノッキオのクリームと共に
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見た目がとっても綺麗で涼しげな一皿(特に夏婚にピッタリだな〜と思いました)。
そして想像より大きい!ボリュームあります。
サーモン等の具材をコンソメゼリーで固めたものをネギで巻いてます。コンソメの味がしっかり感じられました。
右上はドライアプリコット、左下は大根+人参+マッシュポテト。
ちなみに、フィノッキオとはハーブの一種だそうですよ。
オーソドックスな前菜ではありますが、全体的に酸味があり、前菜として申し分ない味でした。
※「レアーレ」のオードブル(冷前菜)は、ミッキーシェイプをさりげなくあしらったメニューに変更することもできます(私たちは試食しませんでした)
アワビと茸のフリカッセ トピナンブールのフランとマルサラソース
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「クラッシコ」「ファンタスティコ」では、前菜の次にスープが提供されますが、「レアーレ」「エレガンテ」では冷前菜→温前菜→スープと続きます。
「レアーレ」ての温前菜はフラン(洋風茶碗蒸し)です。
蓋を開けた瞬間、ふわっと美味しそうな匂いが漂ってきました…!
マルサラ(シチリアで生産されるワインの一種)ソースは味がしっかりめ。フランと一緒に食べると絶品!
上に乗っているキノコやベーコンはとてもジューシーで、フランは滑らかで…期待以上の美味しさでした。
蟹とムール貝と野菜の地中海風ズッパ
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最初に提供される時は写真2枚目の状態で、一人ひとり上からスープをかけてもらいます。
具材は、タラバガニ、ムール貝のほかにカブやフランスパンなど。
魚介の風味(クセ)がかなり強く、苦手な人はいるかもな〜という印象でしたが…魚介好きの私たちは美味しくいただきました。
なお、同価格の「エレガンテ」では冷製スープが提供されますが、こちらは温かいスープです。
オマール海老のロースト 根菜のエテュヴェ カルダモン風味のセロリアークのピュレとトリュフヴィネグレット
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プリップリのオマール海老を贅沢に使った一皿。
尾と爪、2つの身があって食感の違いを楽しめます。
オマール海老の周りには、根菜のエテュヴェ(蒸し煮)やグレープフルーツなどが添えられています(グレープフルーツとオマール海老って相性良いのですね…!)
爪の身の下は、ポテトと根セロリピューレ。
左下にある紫色のラビオリは、ビーツの中に海老と白身魚のムースが入っているもの(写真2枚目)。これもまた凝っていて美味しい。
見た目が華やかで味も美味しい、「レアーレ」の中で一番お気に入りのメニューでした。
イベリコ豚のグリルとリ・ド・ヴォーのソテー ポルチーニとポテトのフリーコ添え
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ミッキーシェイプのニョッキが印象的な、メインの肉料理。
リ・ド・ヴォーは仔牛の胸腺(内臓肉の一種)の事で、フレンチでは人気が高い希少部位なのだそうです。
今回初めていただいたのですが、柔らかくて、レバーや白子のような少しミルキーな味わい。
私たちの場合、レバー好きの新郎は「好き」、レバー嫌いの新婦は「苦手」と意見が割れました。
イベリコ豚は、豚肉らしいコクがあり、肉厚で食べ応えがありました(肉の柔らかさは牛フィレ等には及びませんが…)。リ・ド・ヴォーと合わせるとなかなかのボリュームです。
ソースはカシスピューレ グレイヴィー マッシュルームソースの3種。
フリーコは、イタリア・フリウーリ地方の郷土料理で、ポルチーニとポテトとチーズが一体となった絶妙な美味しさ(チーズ好きはきっと気に入ります)。見た目の印象より柔らかく、食感が楽しいです。
総じてクオリティの高さを感じる一皿でしたが、「リ・ド・ヴォー」を美味しいと感じるor希少価値を知っているゲストでないと、このメニューの良さは十分に伝わらないかもなぁと思いました。
※「レアーレ」の肉料理は、ミッキーシェイプをさりげなくあしらった、牛サーロインのメニューに変更することもできます(私たちは試食しませんでした)
ミラノ風リゾット サザエを詰めたコンキリエのグラティナート
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サフランの鮮やかな黄色が美しいリゾット。バジルの香りが食欲をそそります…!
リゾットはチーズのコクがあって美味しい!
グラティナート(イタリアのグラタン)は、貝殻の形をしたパスタ(コンキリエ)の中にサザエ等を詰めたものなのですが…これがかなりパンチのある味でした。
磯臭さは感じないものの、塩気があり濃いめの味付けなので、リゾットと一緒に食べるのが吉でした。
フロマージュブランムース ブルーベリーのコンフィ添え ピンクグレープフルーツシャーベットと共に
「レアーレ」のデザートは、6種類から選ぶことができます。
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ドナルド&デイジーをモチーフにした「スウィートプロミス」は、とにかく可愛い!写真で見た以上の可愛さで、これはゲストにも喜んでもらえるだろうな〜と思いました。
ドナルドはラングドシャ、ふわふわのお尻はフロマージュのムースです。
白いスポンジをまとわせたムースの中には、ブルーベリー🫐のコンフィが。
ムースは甘めですが、ソースやシャーベットがさっぱりテイストなので食べやすいですよ。
コーヒー・プティフール
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こちらは全てのコースで共通です。
プティフールは、食後のデザートとして提供されるお菓子のこと。
奥のまるっとしたお菓子はフワッフワのマシュマロでした。
ブレッドとエクストラヴァージン・オリーヴオイル
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パンの提供タイミングは前菜の次くらいです。
パンはイカ墨&オニオンの2種類。
オニオンは柔らかめ、イカ墨は硬め、どちらも美味しかったです…!
「レアーレ」ではオリーヴオイルにつけていただきました。
「レアーレ」全体の感想
華やか&美味しい!味は濃いめ
「レアーレ」の料理は、婚礼料理にふさわしく見た目がどれも華やか!
味はどれも美味しく、特にオマール海老は絶品!また食べたい!
「うーん…」となった料理はあまり無かったものの、全体的に味が濃いめに感じました。
同価格の「エレガンテ」と比較すると…
「エレガンテ」は和のテイストをとり入れたコースで、年齢を問わず美味しくいただける印象です。
「レアーレ」は味付けがしっかりしている料理が多く、どちらかというと若い世代のゲストが多い披露宴に向いている気がします。
同カテゴリーの「クラッシコ」と比較すると…
「レアーレ」と「クラッシコ」は、最新の料理法と素材をとり入れた現代的なイタリアン「メヌー・イタリアーニ・モデルニ」というカテゴリーのコース料理です。
「レアーレ」は、1ランク下の「クラッシコ」と比べて美味しいと感じる料理が多く、満足度はかなり高いです。
また、冷前菜と肉料理はそれぞれ2つの料理から選べる上に、デザートの選択肢は2種類から6種類に増える為、カスタマイズ性も高くなります。
一方で、「レアーレ」は料理が一品多い(「クラッシコ」には温前菜が無い)です。
演出や余興がいっぱいの披露宴だと、ゲストは「レアーレ」の料理をゆっくり堪能することが難しいかもしれません。
試食はテイスティングデイorオチェーアノで!
料理を決める前には、ぜひ婚礼料理の試食会「ウェディングメニュー・テイスティングデイ」に参加しましょう。
ミラコスタの地中海料理レストラン「オチェーアノ」での試食もオススメです(私たちは、「レアーレ」「エレガンテ」の試食では「オチェーアノ」を利用しました)。