2020年の11月から2021年5月に延期し、準備を進めていた東京ディズニーシー・ホテルミラコスタでの結婚式を再び延期することにしました。
式まで残り10日程。準備がほとんど終わった状態での延期の決断は、正直とても悔しいです。
このページでは、再延期に至るまでの経緯や、今後の予定と方針についてまとめていきます。
【FTWまでの記録】記事のまとめはこちら↓
FTWを再延期するに至るまで
安心して来ていただけるように、準備を進めてきた
成約したのは2019年の秋。コロナ禍の前でした。
その後、新型コロナウイルスの感染が拡大し、2020年11月から2021年5月に結婚式を延期しました。
1回目の延期についてはこちら↓
2020年秋頃から、試食や衣裳合わせを皮切りに準備が本格化。年明けから打ち合わせも始まりました。
収束はまだ見えてこなかったので、感染対策をとって、安心してお越しいただけるように工夫しながら準備を進めていました。
…最終打ち合わせが終わってから一週間後、千葉県にまん延防止等重点措置が実施されることが決定しました。
東京ディズニーランドおよび東京ディズニーシーは、千葉県によるまん延防止等重点措置の実施決定を踏まえ、2021年4月20日(火)から5月11日(火)までの間、両パークの閉園時間を午後8時までとすることを決定いたしましたので、お知らせいたします。
>> https://t.co/d24L67wGhw— 東京ディズニーリゾートPR【公式】 (@TDR_PR) April 19, 2021
ですが、この時点ではまだ結婚式を決行しようと考えていました。
周りでも同級生が結婚式を挙げていたり、出席予定のゲストから激励の言葉をいただいたり…不安も少しありましたが、やる気に満ちていました。
再延期の決め手
①緊急事態宣言と欠席ゲストの増加
変異株が猛威を振るい、連日増える陽性者数、そして4都府県に3度目の緊急事態宣言が発令されて「不要不急の外出自粛」が強く叫ばれるようになりました。
結婚式は不要不急ではないとの見解ですが(私もそう思います)、政府や自治体のメッセージは「自粛」の一辺倒…。
これでは、私たちやホテル側がどれだけ感染対策をとっても、ゲストの不安は消えないだろうなと感じました。
招待状の返信期限後も、主に遠方の友人・親族から欠席の連絡が増えてきました。
職場や家族の都合もあると思います。欠席ゲストを責めることなんてできません。
それでも、残念な気持ちがあるのは事実です。
②アルコールの提供停止
3度目の緊急事態宣言では、酒類の提供自粛が要請されました。
まん延防止の措置が適用された千葉県浦安市にある東京ディズニーランド・シーおよびディズニーホテルでも、4月28日(水)~5月11日(火)の期間、アルコールメニューの提供が停止になります。
【対応】東京ディズニー、28日から酒類提供取りやめhttps://t.co/Gfas9NxABJ
千葉県が「まん延防止等重点措置」を適用した浦安市など12市で、飲食店などに対し酒類の提供自粛を要請したことから、28日から来月11日まで酒類の提供を終日取りやめると発表した。
— ライブドアニュース (@livedoornews) April 24, 2021
そして業界団体からの要請を受けて、ミラコスタの結婚式でも、宣言期間中のアルコールメニューの提供休止が決定しました(アルコールメニューが提供できない分の差額は返金対応)。
ミラコスタのオリジナルカクテルは全てノンアルコールカクテルに変更、乾杯酒もノンアルコールになりました。
これが思いのほかショックで…ドリンクメニュー表はこだわって自作したのに、使うことができなくなりました。
お酒が好きなゲストも招待していたので、とても残念でした。
それに、宣言の期間が終了したら再びアルコールメニューの提供ができるようになる、ということも、個人的には納得がいかず悔しくて…。
自分本位な意見かもしれませんが…何で自分たちが結婚式を挙げる時に限ってアルコールメニューがダメなのか?感染対策でお酒がダメなら、何で今まではお酒が提供できたのか?そもそもお酒に罪はないのでは?そんな疑問と不満がいっぱいです。
これはミラコスタに対しての不満ではなく、”犠牲を強いるばかりの暴論”と言える要請を決定した政府に対する不満です。
③結婚式の規模縮小の可能性
今回の緊急事態宣言では、東京都などで以下の要請・協力依頼が出されました。
【要請】
- 酒やカラオケ設備の提供を停止
- 夜8時まで営業時間を短縮
【協力依頼】
- 開催時間は最大で1時間半
- 収容人数は50人または施設の定員の50%まで
この記事を書いている4月28日(水)の時点で、ミラコスタの結婚式が時短になるという発表はありません。
しかし今後の陽性者数の推移によっては、千葉県に緊急事態宣言が発令されて、直前になって結婚式の規模を縮小せざるを得ない状況になるかもしれない…
アルコールNGも相まって十分なおもてなしができないのではないか、という不安が生まれました。
④家庭の事情
詳しくは書きませんが、新型コロナウイルスとは関係のない家庭の事情も、再延期を後押しする要因でした。
諸々がひと段落した状態で、結婚式を行うのが理想的だと考えた次第です。
私たちの場合、様々な不安や出来事が重なったことで、再延期の決断を下しました。
多くの新郎新婦が、この状況で悩んでいると思います。
感染対策をとって結婚式を決行することも、延期・中止することも、いずれの選択も尊重されるべきで、非難されるべきではないと私は考えます。
今後の予定
結婚式:2022年春に再延期
様々な事情から、年内ではなく2022年の春に再延期しました。
年度が変わってしまう為、色々と変更点があるみたいで…また新鮮な気持ちで準備ができそうです。
ブログ:備忘録として更新を継続
ブログに関しては、更新を継続するつもりです。
最終打ち合わせや美容リハーサルについても、まだ書けていないので…これまでの準備については「備忘録」として書いていこうかなと考えています。
私たちの「FTWまでの記録」が、この困難の中で準備を進める新郎新婦の皆さんにとって、少しでも力になれば…そう思います。