東京ディズニーシー・ホテルミラコスタで挙げる結婚式、ディズニー・フェアリーテイル・ウェディング(FTW)の準備をブログに綴る【FTWまでの記録】。
このページでは、ミラコスタFTWの婚礼料理(ウェディングメニュー)の中から、洗練された和のテイストをとり入れた繊細なコース「ジャポネスク」を紹介します。
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※紹介している内容は、2022年5月に行った結婚式をもとにまとめています。現在のプログラムと異なる点がある可能性もございますのでご了承ください。また、記載内容を無断でブライダルサローネ側に提示することはご遠慮ください。
ジャポネスク
控室にて アミューズ・ブーシュ
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「アミューズ・ブーシュ」は、控室で提供される「軽いおつまみ」のことです。
「ジャポネスク」はオチェーアノで試食しましたが、アミューズ・ブーシュはテイスティングデイの時に試食したコースと同様でした。
「ダックワーズ」(画像2枚目)
割としっかりめの食感で、甘じょっぱい味でした。
「ポークのテリーヌ」(画像3枚目)
豚肉のジューシーさと甘さが感じられました。
アミューズは他にどんな種類があるか、テイスティングデイの最中にGoogleフォームで質問を投げたところ…嬉しいことに回答していただきました。
当日はその他にも、「ケークサレ」「イチジクのコンポート」「海老のトースト」があるそうですよ(名称は正確ではないかもしれません)。
本鮪のグリル タラバ蟹のプレッセ マスカルポーネを纏った才巻海老 華やかな野菜の菜園仕立て バルサミコヴィネグレット
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「ロマンティック・ミラコスタ」の冷前菜と比べるとシンプルかな?と思いきや…
黒いお皿の上にのった色とりどりの魚介、野菜、ソースがとっても華やかで綺麗!まさに菜園のようです。
他の料理もそうですが、見た目の美しさは「ロマンティック・ミラコスタ」に引けを取らず、それぞれに良さがあります。
タラバ蟹と茄子のゼリー寄せは、お酢の酸味も相まって「和食」な印象。美味しい!鱒の卵が綺麗です。
本鮪のレアグリルは文句なしの美味しさ。
醤油漬けのマグロの上には、昆布の出し汁を使ったゼリーシートがあり、その上に野菜があります。
縁起物の才巻海老はマスカルポーネに包まれて、クリーミーな味わい。
ピンク色のミッキーは紅芯大根です。
しっかりめの味ながら、前菜らしく食欲をそそる一皿でした
鴨ロース肉とフランボワーズの田楽風 鰻のフリットと山椒風味の赤ワインソース
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鰻は香ばしく、ライスパフのザクザク食感がたまらない…!
鴨ロースは柔らかジューシー美味しい!
フランボワーズは酸味があり、赤ワインソースは山椒が効いているので、濃いめの味だけどさっぱりいただけます。
醤油やみりん、鰹出汁の風味もあり、随所に「和」を感じる温前菜です。
茸のロワイヤルと蕪のすり流し 蛤と長芋の雲丹焼きとともに
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ハマグリの出し汁や玉子、キクラゲなどを合わせた洋風茶碗蒸しの上に、カブやハマグリのスープが注がれています。
ちなみに、「すり流し」は食材をすり潰して出汁で伸ばした日本料理です。
とっても優しい味で、ハマグリの出汁が効いていて美味しいのです。
裏ごししたウニを纏わせて焼き色をつけた長芋とハマグリに、紫蘇とウニのソース。ウニがたくさん使われている印象ですが、そこまでクセはなく食べやすかったですよ。
オマール海老のポワレと柚子香る金目鯛の湯葉スチーム 根菜と三つ葉のスープ仕立て カラスミを添えて
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大きなオマール海老と白いお皿とのコントラストで紅白のお祝いをイメージしたという一皿。
湯葉で金目鯛を包むという贅沢さが素敵です。
柚子胡椒風味の白醤油で味付けされていて、やさしい味ながら少し刺激もあります。
オマール海老と金目鯛の下にあるのは、紅しぐれ大根とネギの炊き合わせ。こちらも和のテイスト。
魚の出汁とチキンコンソメのスープはあっさりめの味で、総じて幅広い世代にとって食べやすいメニューだと思いました。
牛フィレ肉のローストと牛ほほ肉のパイ包み焼き 山葵のサルサと黒みりんソース
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フィレ肉とほほ肉、2種類の牛肉を堪能できるメインディッシュ。
とっても柔らかなフィレ肉は、山葵のサルサと一緒にさっぱりいただけます。
ほほ肉は、塩麹と香味野菜でマリネして煮込み、パイで包んで焼き上げたとのこと。
ほろほろで柔らかく、パイとの相性もバッチリです。
ソースには赤ワイン、たまり醤油、黒みりんが使われていたり、醤油のパウダーが添えられていたり、こちらも和のテイストが印象的でした。
ラズベリーソルベの入ったヌガーパルフェ
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「ロマンティック・ミラコスタ」「ジャポネスク」「ドリームヴォヤッジ」の3コースでは、複数のデザートの中からひとつを選ぶことができます。
こちらのデザートは、『アナと雪の女王』のエルサが作った氷の城と雪山をイメージ。
見た目が圧巻…!!お皿にも雪と氷の世界が表現されていて、これは間違いなく喜んでもらえるデザートです。
アナ雪テーマの結婚式、冬婚なら候補の筆頭ではないでしょうか。
ヌガーパルフェは全体的に甘さ控えめで食べやすく、中のラズベリーソルベはひんやりした冷たさや酸味を楽しめます。
ソースや粉末にカルピスが使われていたり、生クリームにサワークリームを合わせていたり、全体的に爽やかな味わい。
ゼリーはもっちり系で、ほんのりブルーシロップ味でした。
コーヒー
食後にコーヒーが提供されます。
ブレッドと海藻バター
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コースの途中で提供されるブレッドは2種類。
程よく酸味を効かせたというバゲットは、外カリカリ&中モチモチで口当たりが良く、思いのほかちぎりやすいです。
オリーブオイルの香りが豊かなフォカッチャはやわらかく、料理を引き立たせます。
パンにつける海藻バターは、生海苔やトサカノリといった色鮮やかな海藻を混ぜたバターで、これがとっても美味しい!
異なる食感の2種類のパンは、どちらも海藻バターと相性バツグンですよ。
「ジャポネスク」全体の感想
高級感漂う和のコース
「ジャポネスク」の料理は、どれも見た目に高級感が感じられ、特に冷前菜は目を見張る美しさです。
味については、和食特有の酸味や塩味があるので、思ったよりも味が濃く感じることもありましたが…スープや魚料理はやさしくホッとする味わいで好印象でした。
どの料理も美味しく、個人的にハズレはありませんでした。
「ロマンティック・ミラコスタ」と比較すると…
一緒に試食した同価格のコース「ロマンティック・ミラコスタ」と比較すると…
「ジャポネスク」は和のテイストを取り入れたコースで、和の食材や調味料に親しみを感じながら華やかさや高級感を楽しめ、幅広い世代のゲストに支持されるコースという印象です。
一方「ロマンティック・ミラコスタ」は、見た目や食材にミラコスタらしさ・イタリアらしさがあるのが強み。お皿のデザインがあまりに素敵で見惚れてしまいます。
美味しさはいい勝負でした!
「ドリームヴォヤッジ」と比較すると…
上の価格帯のコース「ドリームヴォヤッジ」と比較すると…
料理の美味しさ・華やかさは拮抗していますが、大きく異なるのは品数。
「ジャポネスク」はリゾットとプレデザートが無い分、「ドリームヴォヤッジ」と比べると品数は少ないです。
しかし物足りなさがあるわけではなく、催し物が多い披露宴ならちょうどいいかもしれません。
試食はテイスティングデイorオチェーアノで
料理を決める前には、ぜひ婚礼料理の試食会に参加することをオススメします。
今回私たちが利用した「オチェーアノ」でのレストラン試食は、好きな日に予約ができる(除外日あり)ので便利!席によっては東京ディズニーシーの景色を眺めながら試食できます。
「ウェディングメニュー・テイスティングデイ」は、総料理長やソムリエによる解説や披露宴演出も楽しめる、お得なイベントですよ。